ザ・神社THE JINJA / 全国神社アーカイブ

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No.62 初詣はいつから広まったのか

江戸時代までは、氏神の社にこもる年籠りや、縁起のよい方角の社寺に参る恵方参りが中心だった。明治に鉄道が通ると郊外の有名な社寺への初詣が宣伝され、広まっていった。

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調べた日
2026年10月6日
分野
祭り・行事

本文と出典

正月に神社やお寺へお参りする初詣は、昔からの習わしのように思われていますが、いまの形が広まったのは明治以降のことです。 【江戸時代までの正月のお参り】 江戸時代までは、大みそかの夜から元日の朝にかけて、家の主が氏神の社にこもって新年を迎える「年籠り(としごもり)」が行われていました。 また、その年の縁起のよい方角(恵方)にある社寺にお参りする「恵方参り」も広く行われていました。 どちらも、近くの社寺や方角で行き先が決まるお参りでした。 【鉄道と初詣】 明治になって鉄道が通ると、方角に関係なく、郊外の有名な社寺へ正月にお参りする人が増えました。 「初詣」ということばも、このころから新聞などで使われるようになったとされます。 鉄道会社は正月の乗客を増やそうと、初詣を盛んに宣伝しました。 こうした鉄道と初詣の結びつきは、歴史研究者の平山昇らによって明らかにされています。 【国民の行事へ】 大正から昭和にかけて、初詣ということばは新聞や雑誌に定着し、国民の正月の行事として広まっていきました。 【参考にした資料】 『神社で柏手を打つな』(島田裕巳)、『神社に秘められた日本史の謎』(新谷尚紀)、『総図解 日本の神社』(渋谷申博)

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