No.60 例大祭、祈年祭、新嘗祭とは
例大祭は神社ごとに年1回の最も大切なまつり。祈年祭(2月17日)は春に豊作を祈り、新嘗祭(11月23日)は秋の収穫に感謝する。
本文と出典
神社で行われるまつりのうち、特に大切なものを大祭(たいさい)といいます。
代表的なものが、例大祭、祈年祭、新嘗祭です。
【例大祭】
それぞれの神社で、年に一度行われる最も大切なまつりです。
日付は神社ごとに違い、祭神や神社の由緒にゆかりのある日が選ばれています。
神輿が出たり、芸能が奉納されたりして、氏子が大勢集まる華やかなまつりになることが多くあります。
【祈年祭(きねんさい、としごいのまつり)】
毎年2月17日ごろに行われます。
「とし」は稲などの穀物のことで、田畑の仕事が始まる春に、その年の豊作を祈るまつりです。
国や人々の平安もあわせて祈ります。
【新嘗祭(にいなめさい)】
毎年11月23日ごろに行われます。
秋にとれた新しい米などを神に供え、収穫に感謝するまつりです。
宮中では、天皇が新しい米を神に供え、自らも召し上がる儀式が行われます。
11月23日は、いまは勤労感謝の日という祝日になっています。
【春に祈り、秋に感謝する】
春の祈年祭で豊作を祈り、秋の新嘗祭で実りに感謝する流れは、稲作とともに歩んできた神社のまつりの基本の形です。
【参考にした資料】
『神社に秘められた日本史の謎』(新谷尚紀)、『総図解 日本の神社』(渋谷申博)、『図解 神社入門』(渋谷申博)
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