No.9 昇殿参拝、ご祈祷とはどういうものか
拝殿に上がり、神職にお祓いと祝詞をあげてもらう正式なお参り。お宮参りや厄祓いなどで受ける。一般的な流れを紹介する。
本文と出典
ふだんのお参りは、拝殿の前の賽銭箱のところで拝む形です。
これに対して、拝殿の中に上がり、神職に取り次いでもらって神に祈る形を「昇殿参拝」や「ご祈祷」と呼びます。
正式参拝とも言います。
【どんなときに受けるか】
お宮参り、七五三、厄祓いなど、人生の節目に受けることが多いです。
合格祈願、商売繁盛、家内安全、病気平癒など、はっきりした願いごとや、そのお礼のときにも受けます。
【一般的な流れ】
社務所で申し込み、初穂料(玉串料)を納めます。
拝殿に上がって座ると、神職が大麻(おおぬさ)を振ってお祓いをします。
このあいだは頭を下げています。
次に神職が、名前や住所、願いごとを読み込んだ祝詞を神前で読み上げます。
続いて、参拝者が玉串(榊の枝に紙垂を付けたもの)を神前に供えます。
玉串は時計回りに回して、根元を神前に向けて置き、二拝二拍手一拝で拝みます。
最後にお神酒をいただき、お札などを受け取って終わります。
【申し込む前に】
手順や初穂料の額、予約が要るかどうかは神社によって違います。
受けたい神社の案内を見るか、社務所に問い合わせてから出かけると安心です。
【参考にした資料】
『図解 神社入門』(渋谷申博)、『神社の解剖図鑑』(米澤貴紀)、『神社の謎』(合田道人)、『総図解 日本の神社』(渋谷申博)、『神主さんが教えてくれる「おとなの神社旅」』(三浦利規、徳本昌大)
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