ザ・神社THE JINJA / 全国神社アーカイブ

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No.7 絵馬はなぜ馬なのか

昔は願いごとのときに生きた馬を神に納めていた。その代わりに馬の形や絵を納めたのが絵馬の始まり。図柄はのちに多様になった。

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調べた日
2026年10月6日
分野
参拝・作法

本文と出典

絵馬は、願いごとや感謝を書いて神社に納める木の札です。 いまは干支や神社ゆかりの絵が描かれたものが多いのに、名前には「馬」が入っています。 それは、もともと本物の馬を納めていたからです。 【生きた馬を納めていた】 古代、馬は神が乗る生き物と考えられていました。 雨ごいや、雨をやませる祈り、国の平安を願うときなどに、神社へ生きた馬を納めることがありました。 『続日本紀』などの古い記録にも、神に馬を納めた話が出てきます。 殺して供えるのではなく、神の乗り物として納めたものです。 【馬の代わりに形や絵を】 生きた馬は高価で、納めるたびに用意するのも、神社で飼い続けるのも大変です。 そこで、土や木で作った馬の形や、板に馬の絵を描いたものを代わりに納めるようになりました。 これが絵馬の始まりとされます。 奈良時代の板の絵馬が、遺跡から見つかっています。 【図柄が広がる】 室町時代から江戸時代にかけて、庶民も絵馬を納めるようになりました。 描かれるものも馬に限らず、干支や願いごとにちなんだ絵、名のある絵師が描いた大きな額の絵馬などへ広がっていきました。 【参考にした資料】 『神道と神社の秘密』(歴史研究会)、『神主さんが教えてくれる「おとなの神社旅」』(三浦利規、徳本昌大)、『神社の解剖図鑑』(米澤貴紀)

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