No.49 人を神としてまつる神社
実在した人をまつる神社には、怨霊を鎮めるための神社、天下人や英雄をたたえる神社、近代の偉人や戦没者をまつる神社がある。天満宮、東照宮、明治神宮などが代表。
本文と出典
神社には、神話の神々だけでなく、実在した人をまつる神社もあります。
まつられた理由によって、いくつかに分けられます。
【怨霊を鎮める】
非業の死を遂げた人の霊が災いを起こすと恐れ、その霊を鎮めて守り神としてまつった神社です。
菅原道真をまつる北野天満宮や太宰府天満宮が代表です。
東京の神田明神(神田神社)も、大己貴命、少彦名命とともに平将門をまつっています。
【天下人や英雄をたたえる】
生きていたときの働きをたたえてまつった神社です。
豊臣秀吉をまつる豊国神社、徳川家康をまつる日光東照宮や久能山東照宮、織田信長をまつる建勲神社(明治になって建てられた)などがあります。
【近代の人物や戦没者】
明治以降には、明治天皇をまつる明治神宮、吉田松陰をまつる松陰神社、乃木希典をまつる乃木神社などが建てられました。
国のために亡くなった人をまつる靖国神社や、各地の護国神社もこの仲間です。
【参考にした資料】
『図解 神社入門』(渋谷申博)、『神道と神社の秘密』(歴史研究会)、『総図解 日本の神社』(渋谷申博)、『神社に秘められた日本史の謎』(新谷尚紀)、『神社の解剖図鑑』(米澤貴紀)、『神社の系譜』(宮元健次)、『神主さんが教えてくれる「おとなの神社旅」』(三浦利規、徳本昌大)
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