No.46 住吉三神と海の守り
住吉三神は、伊邪那岐命が海で身を清めたときに生まれた三柱の海の神。航海の守り神として信仰され、大阪の住吉大社を総本社に、全国に二千社あまりの住吉神社がある。
本文と出典
住吉三神(すみよしさんじん)は、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)の三柱の海の神です。
【生まれ】
『古事記』や『日本書紀』によると、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国から戻り、海で身を清めた(禊)ときに、海の底、中ほど、表面から生まれた神々です。
そのため、身を清める禊祓(みそぎはらえ)の神ともされます。
【海の守り神】
神功皇后が朝鮮半島に渡ったとき、住吉三神が守って航海を成し遂げさせたと伝えられます。
こうした話から、古くから航海の安全を守る神として信仰されてきました。
大阪の住吉大社は全国の住吉神社の総本社で、住吉三神と神功皇后をまつっています。
全国の住吉神社は二千社あまりとされ、昔の海の道にあたる瀬戸内海沿いや九州、壱岐、対馬などに多くあります。
大阪の住吉大社、山口県下関市の住吉神社、福岡市博多の住吉神社は「日本三大住吉」と呼ばれます。
【和歌の神】
住吉の神は、平安時代から和歌の神としても信仰されてきました。
【参考にした資料】
『図解 神社入門』(渋谷申博)、『総図解 日本の神社』(渋谷申博)、『神社の解剖図鑑』(米澤貴紀)
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